『猫の恩返し』と耳をすませばとの共通点

ジブリ映画の中で名作と呼ばれている猫の恩返しと耳をすませば、両作品における共通点をまとめてみます。そしてジブリ映画では過去に上映された作品と直接的な関係性を持ってくるのは非常に珍しい作品だと思います。猫の恩返しと耳をすませばとの共通点、両作品で登場するものが「猫」です。耳をすませばでは、雫を「バロン」の人形がある「地球屋」まで導いたのが太った猫、ムタです。そして猫の恩返しでもハルを猫の事務所に案内したのもムタという太った猫になります。ムタも外見はほぼ両作品とも同じになっています。バロンに関しては名前も、容姿も両作品では同じです。ですが違いとしては耳をすませばに出てくるバロンは話さないけど、猫の恩返しに出てくるバロンは人と同じように話して、動いているということです。そしてこの両作品の原作者は同一人物であり、柊あおいです。耳をすませばの原作名は「耳をすませば」と「耳をすませば 幸せな時間」です。そして猫の恩返しの原作名は「バロン 猫の男爵」になります。しかも「バロン 猫の男爵」は宮崎駿が柊あおいにリクエストして書いてもらったそうです。耳をすませばの主人公、雫が劇中で書く物語の中で必ずバロンが登場します。雫の妄想の中ではバロンが話している姿も出てくるので、雫が学生時代書いていた物語がこの映画なのではないか、もしくは成長した雫が書いた物語かもしれないと言う位置づけのスピンオフ映画という事になります。

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